トライアルはオーディション?
皆さんこんにちは!翻訳者のMillieです。
これまで翻訳会社のトライアルをいくつか受けてきて、自分なりに思うところがあったのでここに記しておこうかなと思います。
私の場合、トライアルはたいてい予想外の方向に転びます。(人によって経験もバラバラだと思うので、あくまで私個人の実感です)
よくあるパターンは次の2つ。
①他の仕事があってあまり時間が割けないなぁ。できる限りはやるけど詰めは甘いかも。今回はちょっと自信ない・・・。
→→→合格
②今回はかなり時間が割けそう!よーし細かい調べ物までやっちゃおう。訳も練りに練って完璧じゃないの、私!?
→→→不合格
合格時はすっきりした訳文を作ることができていて、
不合格の場合は練り過ぎて空回りしている・・・という可能性も大です(笑)
ただ、それにしてもこれほど自分の予想が外れるのは、
やはりトライアルをチェックする側も人間だからではないかなと思います。
まさにオーディションと同じで、「好みに合う合わない」という部分が大きく作用する場合もあるのではないでしょうか。もちろん、翻訳の基本ルールが守れていない、訳文の質がそもそも低い・・・という点は重要なチェックポイントですが、最後の決め手はやはり冒頭に述べた「好み」の問題かなと思うのです。
だからこそ、数社受けて不合格でもあきらめないことが大事だなと思っています。不合格だった場合に「どこがダメだったか」を見直す作業は必要ですが、「自分はダメなんだ・・・」と落ち込むのは時間がもったいないですよね。
・・・といいつつ自分もよく落ち込んだのですが、そのたびに映画『ラ・ラ・ランド』でエマ・ストーンが演じたミアを思い出して、自分を奮い立たせています(笑)
(※未見の方はぜひチェックしてください!やる気が爆上がりするハズ。)
道は果てしなく長く感じるかもしれませんが、
私もめげずに少しでも前に進もうと思うので、ぜひ一緒に頑張りましょう◎