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MERITÉ翻訳事務所の映像翻訳者Millieによるブログ。英語、映画、翻訳生活など。

英語発音テストを受けてみた

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世の中には星の数ほどたくさんの「検定」があるものですが、

最近Twitterを見ていて知ったのが「英語発音検定」。

将来的に発音矯正の指導をしてみたいなと思ってたので、

興味本位で受けてみることにしました!

 

 

 

英語発音テストとは?

一般社団法人 国際英語発音協会が実施している検定試験のことで、

正式名称は「EPT® 英語発音テスト」だそうです。

公式HPによると、テスト内容は以下の通り。

「EPT®」はEnglish Pronunciation Testの頭文字で、2012年に創設されました。初見文、課題文などを音読する形のテストで、合格不合格ではなく100点満点で測定されます。 特定地域のアクセント(アメリカ英語など)に限定せず、いかに多くの聞き手にとって分かりやすく自然に発話されているかを、個々の発音、リズム、イントネーションなどの側面から多角的に判定します。

ちなみに、90点以上取得すると「英語発音指導士」の 認定コースに参加できるんだとか。(ちなみに受講料は現時点で88,000円と少しお高め...)

 

試験日程

会場受験の場合は、公式HPに記載されている日程を確認して申し込みます。

ちなみにSkype受験もできます。

 

私は海外在住なのでSkype受験を選びましたが、なんと随時受験可能!HPに掲載された受験可能日程から好きな日時を選び、申し込みます。時間帯も幅広いので、時差が気になる海外在住者も安心です☆

 

出題内容

そもそも一体どんなことをするのだろう...突然会話とかさせられるんだろうか...と思っていたら、公式HPにバッチリ情報が載っていました。

EPT® 出題内容

1. 以下のような簡単な質問を2.3題問われます。(発言内容の審査ではなく発音チェックのための質問です。)
What is your number? 【 → My number is ~ .】
What is the date today? 【 → Today is ( month )(date), (year ).】
2. アルファベットをゆっくりと読み上げます。
3. 短い会話文を読み上げます。
4. 初見の英文(約100ワード強)を30秒間黙読した後、音読します。
5. 課題文を読み上げます。

5番の課題文ですが、これはHPに掲載されている3種類の短文(8センテンスほどで構成)のことです。このうちどれか1つを本番のテストで読み上げることになっています。数か月ごとに内容は変わるようですが、事前に文章が見られるので練習ができてGOOD!ちなみに、各課題文の参考音声も聞くことができますよ♪

 

受けてみた感想

当日23時(日本時間7時)、パソコンの前でドキドキしながら待機。時間ピッタリに協会の方からSkype電話がかかってきました。

軽く音声チェックをした後、早速いくつか質問をされ、英語で答えていきます。

私が答える前に「ピコン」と録音をする音が聞こえたので、恐らくその場でチェックはされず、後々まとめて専門家がチェックするようです。

相手の顔が見えないからか、余計に緊張しました...

 

Skype受験でちょっと注意なのは、音声環境。

内容よりも発音が問われる試験なので、声がしっかり聞こえないと致命的ですよね。

私の時は、相手の音声がところどころ切れることがあったので、果たして私の発音はどれくらいしっかり届いていたのか...とやや不安ではあります。

事前にWi-Fi環境など、しっかりチェックすることをお勧めします。

 

10分ほどでテストは終了。

結果は約4週間後にメールで送られてくるそうです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

まだ知名度はそこまで高くはないかもしれませんが、

自分の英語はどのように聞こえるのか、

どんなクセがあるのかなどを知ることができる面白い検定だと思います。

英検、TOEICTOEFL、IELTS...の次は、発音検定を試してみてはいかがでしょうか。