ドラマの翻訳を体験して
皆さんこんにちは!翻訳者のMillieです。
6月に入り、もう2020年も半分まで来てしまいましたね。
最近はF1レース並みの速さで時が過ぎていくように感じるので、手元のBucket Listを確認しつつ悔いのない人生を歩みたいと思います…となぜかライフスパンの話になってしまいました(;・∀・)
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さて、今日はドラマの翻訳について。
先輩の翻訳者さんから「新人にドラマや映画の翻訳が来るのは稀だよ~たまにご褒美でもらえるぐらいだよ~」と聞いていたのですが、先日初めてドラマ案件の打診を頂けました◎わーい(*'▽')
しかも既に英語字幕が付いているオランダのドラマ!これはもうオランダ語のニュアンスも加味しながら完璧にしあげちゃる!!と意気込んで...やりたいところですが、まだオランダ語がペラペラではないので、「なるほど、こんなフレーズがあるのね」と勉強しながら奮闘中です汗
ドキュメンタリーばかりをやっていた頃は「はぁ~ドラマもやってみたいなぁ...申し送りが少ないだろうし、物語に没頭できるしいいなぁ~」と思っていましたが、いざやってみると各登場人物の感情の流れを汲んだ訳語を作るのは大変。紙の上で立体的な会話を組み立てられる脚本家の方って本当にすごいなあと尊敬します。
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ちなみに、上記のお仕事を頂いた時、ちょうどオランダの知人が製作しているドラマの日本語字幕もお手伝いしました。ドラマの神様、色々恵んでくれてありがとう!!
若いレズビアンの生活を描いた「ANNE+」というドラマなのですが、LGBTQは大学時代からずっと関心を持ってきたテーマなので、翻訳者として携わることができて幸せでした(*'ω'*) ちなみに主人公Anneを演じているHanna van Vlietは日本人とのクォーターとのこと。不思議な縁を感じますね♡
Season1はYouTubeで見られるので、よろしければ見てやってください♪
(なお、スポッティングは別言語の方が担当しているので、字幕の表示タイミングがずれたりしていますが、ご了承ください汗)
https://www.youtube.com/watch?v=Nz3tWHt3OaQ&t=1s
(追記:2021年5月)
私が翻訳を担当した『ANNE+』ですが、YouTubeで公開したシーズン1が好評を博したため、オランダ公共放送NPOやNetflixで放映・配信されることになりました。そのため、上記リンクからは映像が削除されてしまっているようです(泣)日本版Netflixに来る日をお楽しみに!